no.7「梟たちのベスト...アルパカの糸で」060221

f0062810_17473765.jpg●no.6のに続けて、私は、もう一着のベストを編み始めた。どうも編み物は麻薬的で、一つ編み上がると次の物に取りかからないと、手が寂しい性分らしい。
●忙しいとか何とか言いながら、押入れの天袋にある毛糸ストックを物色した。20年も前に買いだめして散々...何着も作ったアルパカの糸。残っていたのは難易度の高い色、以前の私は扱いかねたらしい。焦げ茶とグレイのミックス色。今見るととても良い色に思える。
●さてこれで、前開きのかぶりベストにしようと、勝手に手が動いていた。でも、どうするか、およそのイメージはあっても、具体的な仕上げ方法は決まっていなかった。
●縁取りの仕上げは、断然、生成りの白でクルリと巻き込むような雰囲気にしよう、首周りや前あきは負担の少ないスッキリしたものにして、と考えながら編み進む。猛烈に忙しい時期だったから1日1cmしか進まぬ日もあった。それでも、止まらない。
●途中、仕事で要り用な輸入物の色木綿糸を買いに行ったイクスピアリの手芸材料店で、ちゃっかりと釦を探している私がいた。梟=ふくろう!を発見。その時にこのベストの「仕上げはこうだ!」が決まった。後は仕事の合間に、プリンタへのダウンロードやプリント中(数時間かかる)、他に作業の進めようのない隙をみて編む・編む・編む。ベースの編み地はおとなしいアランの模様だ。ふくろうのボタンを取り付ける仕上げが、わくわく楽しかった。
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●結局、仕上がったのは、仕事の山が一段落...もう一回戦の後の区切りを見た2月11日を過ぎてからのことで、長期戦ではあったが、まずまずのイメージにできあがった。冬の内に間に合った、着られてうれしい。「我が同僚君」に印象を尋ねると、「シェークスピアみたいやね...」と言われた。
●編み物は麻薬的...次の物に取りかからないと寂しい性分、そう、私はすでに次の一着を編み始めている。今度のは、黒や白のネップの入ったミックス調のグレイの糸。糸を活かし、サクッとボーイッシュでプレーンなもの、やっぱり編みながらアイデアを練っている。
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by arinco22 | 2006-02-21 18:28 |      造


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