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no.12「white dayのお返しトミカ...ミニカー好き」060318

f0062810_13554710.jpg●私の本館blog「arinco's kitchen」に、チョコレートの話を書いたのは、たまたま2月13日だった。その時ハタと我が同僚君に...義理?いや応援!チョコを翌14日バレンタインディに贈り...「お返しにミニカーせしめちゃお!」という下心を抱いたのだった。で当日...忘れそうになりながら...義理?ギリチョン23時過ぎにコンビニでゲットした「ストレス解消チョコ」なる怪しいものを押しつけた。
●ヤツは最近、不規則労働でキツイ日々、3日連続夜中の現場とか...お疲れ気味。思いがけず、昨夜は午後10時過ぎ...普通にご帰館、何と!おみやげのお持ち帰り。
●?おや?...私はバレンタインのこと忘れてたけど...「え?ひょっとして?これホワイトディの...?」「うん...」。おやま!うれし!義理ガタい同僚君!ありがとう!。ちゃんと私のツボを押さえたチョイス!。そうそう!こういうのが好きなんだ。特に「働く車」細かい細工のトミカ。ん?お値段シール付きなのはご愛嬌...確かにビックカメラはトミカの品揃え豊富で、おまけに安い。昨日の3台(下↓)のうち、一番好きなのは真ん中の KOMATSU MOTOR GRADER...渋い。レスキューcarはブームが動くし、トラ公は後ろのパネルが開き前後車体着脱可...。どれも刺激的なのが揃っている。
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●そもそも...8・9年前に、ギャグで元職場の兄チャン達(うち一名が今の同僚)にバレンタインのプレゼントをした。その時のお返しがミニカーだった。私好みの何台かのうちの一つがこれ↓、自分では絶対に買わないだろうなぁ...夜鳴きのラーメン屋台車。ギャグでお返し!この一台をセットに混ぜたのだそうだ。ずっと持ち続けているうちに、ちょっと愛着が沸いていた。
●トミカの車も時代によって廃盤になるものが多い。最近...オークションや中古品玩具のお店でミニカーをよく見かけるが、何故かしらこの屋台車...比較的高値である。
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●そうだ、私がお子さま用トミカ好きになったイキサツを話そう。昔、我が家に数台のトミカが並んでいた。父の他界後それに気付き、母に「コレ...アンタが集めてるの?」「いいや、おとうサンがねぇ...」という。つまりパチンコ好きだった父が余り玉の景品としてポケットに持ち帰ったものだった。それが私を虜にし、ミニカーに目覚めた次第。一番下↓の真ん中のTOYOTAは...亡き父がゲットしてきたもの...年季が入ってる。これも多分今は廃盤、古いトミカは歴史を語る。
●男の子のいる家なら、多少ならずとも...トミカのお世話になって...坊や達は育つのだろう。f0062810_23453411.jpgところがウチは二人姉妹...おまけにトミカの歴史は35年とか。ん?35年前ったら、私は化粧して遊び始めたお年頃...道理で馴染みが無かったはず...同様に縁がなかった玩具にLEGOがある...もう少し遅くに生まれてきたかったものだ...無念!。
●そんなこんなで、よい歳になって付き合い始めた玩具のミニカー。気がつけば相当数が集まっているが、働く自動車やレジャーカーなどに集中、コレクションに偏りがある。私が好きなのはトミカだけに限定しないが、あくまでも頑丈な玩具で、大人のマニア様向けの精巧な高級品ではない。数百円の頑張りが愛おしい...手のひらに握る幸せ。
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●道端のフリーマーケットや中古玩具屋さんなどで見つける少年達のご用済みになったボロボロ車...そんな中に「OH!!!〜」というものを見つけるとうれしい。100yなんて値段だったり...。でもさぁ...私がアノ世に逝った日には...残されたミニカー達を前に...少ない遺族達は何を思い...そして我がコレクションを何としてくれるのだろう...遺言が必要なのだろうか?。
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by arinco22 | 2006-03-18 15:36 |      好

no.11「さよなら!!国鉄型183系車両・特急しおさい(銚子への日帰り旅2)」060308

no.3「銚子への日帰り旅1」の記事からすっかり間が空いてしまったが、昨年末12月4日、私は千葉駅発銚子行き、青とクリーム色の鈍行列車での行程を選んだのだった。第一の目的地である猿田は終点の銚子から2駅手前、特急は停車しないと予想し、そんな理由からの各駅停車の旅だった。
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●気がつくと、どこからか線路が単線になっていた。途中、八街駅を過ぎた頃には乗客がグンと減っていた。が、残りの乗客には、皆一様に何か特別な熱気が感じられるのだ...。何だろう?とポカンとしていたら、アチラで三脚、コチラでカメラ...そう、皆こぞって撮影準備を始めたのだ。
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●すぐ後ろのボックス席にいた渋いお兄さんに、
f0062810_454351.jpg 私は声を掛けてみた。(↑青いジャンパー姿の人)
●この総武本線・銚子行き特急「しおさい」は、
 昨年12月のダイヤ改正で、
 いわゆるエル特急と呼ばれたタイプの
 国鉄型183系車両が12月9日で房総特急から引退、
 「今日は、その最後の週末、撮影に来たのですよ」
 と教えてくれた。
 国鉄型183系は1972年から33年間...働いてきたのか。
●そうだったのか!と、小雨模様とはいえ、こんな場面に遭遇した幸運を、私は感じた。特急列車の撮影のためには、各駅停車の途中駅で待避し、通過待ちの間に、追い越されたり向こうからすれ違って通り抜ける「しおさい」を狙うのだな。撮影に夢中になる部隊に混じり、私も便乗して、小さなカメラをポケットから取り出した。
f0062810_4544532.jpg●予定通り、猿田駅で途中下車して猿田神社に行き帰り、
 つごう二回、猿田駅(左)で乗り降りしたことになる。
 特に二度目の、猿田から銚子行きの電車を待つ時間が、
 たっぷりあった。
●銚子方向からやって来る、東京行き上り特急。
 千葉方向からやって来る、銚子行き下り特急。
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●猿田の駅では、私一人の独占撮影会となった。小さな旅での、予期せぬ出会いのオマケ。
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●思う存分に猿田駅で撮影、次ここに来る時は、この国鉄型183系車両には会えないのだなぁ。
 すでに終点銚子間近の駅で、私の目の前に停車してくれた「しおさい」。
 ここからの二駅だけ、思いがけず、↓この「しおさい」に乗ることができた。
 12月10日、総武本線の特急「しおさい」は...E255系とE257系車両に...一新された。
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★「銚子への日帰り旅」は、もう一つ記事を書く予定です...。 =^・^=
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by arinco22 | 2006-03-08 06:50 |      行

no.10「さまざまな...J.S.BACH 無伴奏チェロ組曲」060303

●バッハの無伴奏チェロ組曲は、極東の島に暮らしていてさえ、第一番冒頭の前奏曲を聴けば、誰でもが「あぁ、これ知ってる」という曲だ。CMでよく流れていて、最近では再春館製薬が使っているのに気付いた。この「チェロ独奏のための六つの組曲」(J.S.BACH)の楽譜は、ある港町の古い楽譜屋で、13歳のPablo Casals=パブロ・カザルス(スペイン・1876-1973)が、偶然に発見したそうだ。山と積まれた束の中に紛れ、黄ばんで触れると今にもぼろぼろになりそうだったという。

●以前から私は、この全曲(no.1-6)のCDが欲しいと思っていた。しかし、第一希望のロストロポービッチ演奏のCDは絶版なのか、簡単には手に入りそうにもなかった。一方、最近になって、クラッシック音楽にあまり関心を示さなかった我が同僚が、「この曲が好き」と言い出した。i Tuneで「僕が聞きたいのはどれなのか」と試聴している。演奏者によって印象が違うと感じたようだ。同僚の好みはミッシャ・マイスキーかと、手始めに1・3・5番の収録された1999年版を手に入れた。つられた私も簡単に宗旨替え、マイスキーって格好いいな!という単純な動機だった。

f0062810_9574576.jpg左...
Mischa Maisky
1999年録音
CELLO SUITES nos.1,3,5.
右...
THE BEST OF
Yo-Yo Ma
アルバム中
1・12曲目に
一部収録

●早速、手元にあったヨーヨー・マのベストアルバムの第一番プレリュードとも聴き比べをしてみた。どちらも素晴らしいのだが、同僚は「これと違う!」と訴える。マイスキーはもう一枚、このアルバムより10年前?に同じ曲を録音したものがあるらしい。どうやら同僚が試聴したのは古い録音、それが良かったらしいが、それは相当本気で探さないと容易には手に入らないかもしれない。同じ演奏者でも10年もあれば解釈や世界が変わって当然ではあるが、もっとゆっくり情緒的なプレリュードを期待していたようだ。マイスキーの1999年版の第一番プレリュードはテンポが速くクール、ある意味で現代的な印象である。1,3,5番の全体を聴く限り、私には、第一番プレリュードが速いのは新しい感覚として納得できた。

●ちょうどその頃、出会い頭、偶然にもロストロポービッチの全曲DVDと遭遇した。え?DVD?とは思ったが、演奏する姿が見られるのも良いと感じて手に入れた。各曲の間に語りが入っていて、それが楽しい、運が良かった。いかにも実直で揺るぎない演奏を目と耳で大いに楽しんでいた。

f0062810_9573069.jpg左...
Mstislav Rostropovich
1991年録音
Bach Cello Suites

右...
PABLO CASALS
J.S.BACH
CELLO SUITES

●このロストロポービッチのDVDでは、カザルスとの出会いや交流のエピソードが語られた部分があった。カザルスが、ホテルの自室にロストロポービッチを招き、この曲を演奏してくれた時の話だ。ロストロポービッチをベッドに座らせ、楽器を抱えたカザルスは、最初のフレーズを弾き、次のフレーズ、また次のフレーズ、フレーズごとにロストロポービッチの表情と対話しながら演奏をしたと言う。何て素晴らしい光景だろうと想像した。
●そして、迷わずカザルスの演奏したアルバムを探すことにした。しかし、カザルスのCDとなると今あるのか、あっても音は大丈夫だろうか。ところが、意外にも簡単に目の前に現れたカザルス盤。6曲の録音は、70年近く前の1937-1939年に行われているが、スピリッツがこぼれんばかりのものである。説明を聞きながら、古色に染まった演奏を最初に聴いた時、同僚君の表情に、さすがに得体の知れない笑みが浮かんだ。でも、ロストロポービッチが語るエピソードを知り、昔、晩年のカザルスが国連ホールで「鳥の歌」を演奏した、その時にテレビ放映された光景が脳裏に焼き付いている私には、故郷に帰ったような懐かしさがこみ上げてきた。

f0062810_9581327.jpg●最後にあげるのは、この曲のCDを探し続けていた時に、終始気になって仕方がなかった右の日本人チェロ奏者・鈴木秀美さんのアルバムだ。この人、雰囲気あるなぁ...。同僚には「もういい加減に」と諫められたが、私の中に棲むメフィストフェレスの「今聴かないとお前は明日生きていないかも知れない」という囁きに負けた。負けて良かった。
●上の4人のように、世界中に名前が通っているのかどうか、東洋の...日本人の演奏家。私はこの演奏家の名前を知らなかった。またもやビジュアルからではあったが、素敵な風貌だし、録音(2004年10-11月)場所も秩父ミューズパークと興味が増すばかりだった。そして、驚いた。好き嫌いは個人のものだから、どうこうは言えないが、低音の響きが私にはとても好みに合っている。落ち着いたふくよかな音楽や世界の作り方も素晴らしい。どうしようもなく惹きつけられた...そのインスピレーションを信じたのが幸運だった。ついでながら、同僚もこのアルバムが気に入ったらしい、愉快だ。
●今、一日に一度は、いずれかの「チェロ独奏のための六つの組曲」を聴く日々である。

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by arinco22 | 2006-03-03 19:52 |      聴